遠慮のかたまり
「私とは違う系統だし」
「どうせ似合わないし」
「あの人だからいいんだ」
羨ましいのに、
やってみたいのに、
いろいろと理由をつけていた。
自分に対して、遠慮のかたまりを押し付けに押し付けていたのだ。
なんて、自分に失礼な振る舞いをしていたのだろう。
遠慮のかたまりを押し付ければ押し付けるほど、感情はこじれる一方。
こじれた感情を少しずつ紐解いていく。
こじらせた期間が長い分、何度も頭を打つけれど
ひとつひとつ丁寧にほどいていこう。